経過報告(3回目の診察)
すっかりこのブログを書くことを忘れていた。
仕事を辞めて2週目は存外元気で、呑気に図書館へ20分程歩いて行って読み書きをしたり、裁縫に没頭したりして過ごしていた。
鬱々とした気分も控えめで、やっぱり新卒で就いた仕事に似たことをまたやりたいな、なんて考えたりしていた。
最近は春一番が吹いたり、急激に冷え込んだりと、寒暖差と気圧の低下で昼過ぎまで起きられない日が続いている。
今日は2週間ぶりの診察があったので8時半に起きたけど、ひどいと朝一度目を覚ましたあと、次に目を開けたら12時、また瞬きをしたら15時なんて日もある。
早く春が来て、心も穏やかになって安定した収入を得られるようになりたいとただ願うばかりである。
今日はセカンドオピニオンで通い始めた病院で3回目の診察。
先生は話しやすい分あっさりとした人なのでうっかりしてると3分以内に診察が終わってしまう。
しかしそれでは待ち時間の方が長くてもったいないので、前日に話したいことを書き出して、「これって調子悪いから起こってるだけの不具合なんだろうな〜」と自分の素人判断でも分かるようなことも敢えて聞くようにしている。
先生は大半の質問を「まさに調子が悪いからだよ」とか「それも不安感から来てるだけだから、回復すれば落ち着く」と軽ーく返してくれるので、こちらも「ですよね〜笑」と笑って終わる。
しかし信頼できる医師に「そうだよ」と言ってもらえるだけで、「なーんだやっぱりね」と納得と一種の開き直りができる。このことに今の私は救われてる気がする。
私の現状が、仕事を辞めた途端電車もバスも乗るのは怖くなくなったし、別に吐くほどの過食嘔吐も、リストカットも自殺願望も夜通し泣くこともない、ちょっと自信を失くしてるだけだからかもしれないけど。
あと、この先生、何が良いかって話が簡潔で分かりやすい。
親との不仲について話したら、やはりカウンセリング受けた方が良いと言われたんだけど、
・カウンセリングには保険適用内と適用外の2種類あること
・適用内は同日に医師の診察が要ること
・適用外なら診察無しでオッケー
↑こういった基礎的なことをサラーっと分かりやすく話してくれた。
そして、今診てくれてる先生がいて、カウンセラーさんも来ている曜日にカウンセリングの予約をすることになった。
過去に通ったことのある某大手グループ心療内科はこんなことを教えてくれず、「カウンセリングは保険適用外なので全て実費です」と言われただけだった。
「保険適用内のカウンセリングを、当院では行ってないので、こちらでカウンセリングも受ける場合は全て患者さん負担になります。」と言ってくれたら、患者の方に「適用外でもいいからここでカウンセリングを受ける」又は「適用内でカウンセリングをしてくれる他所の病院を探す」という選択肢ができる。
一方「カウンセリングは適用外」とだけ言われたら無知な患者は「じゃあここで受けても他所で受けてもカウンセリングは実費なんだ」と勘違いしてしまう。そして医師に言われるがまま、そこで高いお金を出してカウンセリングに通うことになる…過去の私がまさにそうだった。
その病院が見込み客(患者)を逃すだけだから、言わない理由も分かるんだけど。(本当は適用内・外の説明をしてたのかもしれないし、具合が悪かった私が話を聞き流していただけかもしれない。その場合は某大手病院さん、ごめん。先に謝っておくわね。)
さらに今の先生の良いところは、むやみに病名を口にしないところ。
初診時に典型的なチェック表は回答したから先生は私の病状を知ってる。さん私が「うつ」「非定型うつ」「自律神経失調症」といった病気のどれにも当てはまらない程度の、軽度のうつった状態の可能性も否めないが…それでも先生が言ってこないので敢えてこちらから聞こうとも思わない。
医師から「調子が悪いから寝てもすぐ目が覚めちゃうだけだよ」と言われるのと、「うつだからすぐ目が覚めちゃうだけだよ」と言われるのとでは、些細なことだけど患者の受け取る印象とダメージの差は大きく異なるものだと思う。
それに私は医師から「あなたはうつです」と言われたら、「ああやっぱり私はうつなんだ…」と心の中で何度も何度も反芻して「私はうつ」と刷り込んでしまう(果てはうつらしい行動をとるようになったりもする)ので、病名を口にしないでくれる先生は私にとってとても都合が良いわけだ。
さらに言うと病院の受付の人がみんな優しいんだ。医療事務のお兄さん穏やかイケメンだし。ありがたい。調子悪いから受付でちょっと冷たく、淡々と対応されるだけで気にしちゃうから、ひたすらに、ありがたい。
次の診察はまた2週間後。もう3月のカレンダー見ながら予約入れたよ。ここに書くような出来事が起こったら更新します。